5月22日(水）
試飲ワインは赤ワイン2本でした。
結論を先に言います。
チリのアイテムをまた新たに採用します。
1本目、
サンタアリシア カベルネ・ソーヴィニョン レゼルバ 2011
麦ちゃん評価 3.85点
（3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン）
販売予定価格 1,155円税込
テイスティングコメント
ブルーベリーのジャム、ブラックチェリーのジャムを思わせる果実香、
ミルキーな要素、シロップ、ヴァニラ香、カカオの風味、白胡椒・
シナモンなどスパイス香、植物の茎を感じる青味の要素、埃っぽい
要素などを感じます。口の中に程よく濃縮した果実味が広がります。
適度な酸がありメリハリある骨格のしっかりした味わいです。タンニン
は強めでやや収縮感はあるもののシルキーで柔らかい印象です。果実
の旨味と共にナッティーな風味、カラメルの旨味、埃っぽい要素など
が膨らむイメージです。余韻は中庸で、後味に果実の旨味とスパイシー
な風味と青味の要素が残ります。ミディアムボディーで、程よく濃縮
した果実の旨味と樽熟成から由来する風味が広がるバランス良くまと
まったカベルネと言えます。
2本目、
サンタアリシア カルムネール レゼルバ 2010
麦ちゃん評価 3.85点
テイスティングコメント
カシス、干しプラムなどを思わせる果実香、強めに感じる杉や植物の茎
などを思わせる青味の要素、カカオ、ナッツ、カラメル香、木質香、
シナモン・ナツメグなどスパイス香などを感じます。口の中に、凝縮した
濃いけれどまろやかな印象の果実味が広がります。適度な酸があり、骨格
のしっかりしたメリハリある味わいです。タンニンは強めですが、尖った
ところはなくあくまでもシルキーです。果実の旨味と共に、カカオの風味
やナッティーな風味などが膨らみ、余韻はやや長めです。ミディアムから
フルボディーで、骨格のしっかりした骨太の味わいですがマイルドな旨味
が広がる力強くバランスよい1本です。
