一昨晩10月10日、月曜日の試飲ワインは、
白1アイテム、赤2アイテムでした。
1本目 白ワイン
トワ・ベー・エ・オーモン ブラン 2010
ポール・マスのアイテム最後の試飲です。
麦ちゃん評価 3.95点
（3.5点で標準的ワイン、4.0点以上で傑作、4.5点以上なら至高のワイン）
極めて傑作に近い評価です！
樽の風味が利いた非常に豊かなシャルドネです。
テイスティングコメント
パイン、パッションフルーツなどの南国の果実や熟したリンゴ、アンズなどを思わせる果実香、カラメル香、樽熟成から由来する木質香、はちみつ香、ヴァニラ香、オイリーな要素などが豊かに香ります。口の中に旨味豊かな果実味が広がります。樽熟成から由来する木質やカラメルの風味が合わせて膨らみます。適度な酸があり、ぼやけた印象はなく、メリハリがあります。膨らみあり、ふくよかで、非常に豊かな味わいです。余韻は長めで、後味ににも熟した印象の果実の旨味と樽から由来する苦味の要素が残ります。今飲んで美味しく楽しめますが、今後の熟成によりさらに美味しくなる予感を強く感じる上質のシャルドネです。
2本目 赤ワイン
ジャン・バルモン カベルネ・ソーヴィニョン 2010
ヴィンテージ変更による試飲です。
麦ちゃん評価 3.75点
955円税込なら充分でしょう。
テイスティングコメント
カシス、干しプラムを思わせる果実香、燻し香、カカオの風味、杉などの青味の要素、胡椒ナツメグなどスパイス香などを感じます。口の中にやや濃縮した果実味が広がります。優しい果実味で、素直に旨味の要素を感じることが出来ます。適度な酸があり、ぼやけたところはなくメリハリのある味わいです。タンニンやや強めでわずかに収縮するものを感じますが、荒々しい印象はありません。ミディアムボディーで優しい果実の旨味を素直に感じる味わいですが、力強さも備えています。余韻は中庸で後味にも旨味豊かな優しい果実味が残ります。
3本目、赤ワイン
イル・パッソ 2010
これは期待していましたが、
バランスが良くない・・・・・・・・・
残念です。
麦ちゃん評価 3.65点～3.7点
2007年ヴィンテージは非常に素晴らしかったのに
どうしたのでしょうか？
