ルイ・テット Louis Tete
ルイ・テットはボジョレーの中心地ボジョレー村に本拠を構え、ボジョレーワインのみを専門的に産出するネゴシアンです。地元の栽培家と緊密な関係を保ち、限られた地域の中から葡萄を買い上げることにより、ボジョレーの個性を十分に感じるワインを造ることが出来るのです。
2005年から醸造設備を新設して、ワインを買うスタイルから葡萄を買って自ら醸造するスタイルへ切り替え、より高品質なワイン造りを目指しています。
専門家による評価も高く、セレナ・サトクリフ著「ブルゴーニュワイン」に『そのボジョレーワインの選択眼は他の追随を許さず、一目置かれている』と書かれ、オズ・クラークの「フランスワイン完全ガイド」にも掲載され『ワインは、果実味を最大限に引き出すため低温で発酵。その結果ワイン自体の骨格もしっかりしたものとなっている』と書かれています。
ヴィニュロン・ド・ベレール Vignerons De Bel Air
ヴィニュロン・ド・ベレール社は、ボージョレの中央部、ブルーイイの丘の麓に666ヘクタールの自社畑を所有する生産者組合です。1929年創業で歴史はそれほど古くありませんが、ボージョレを専門とする生産者で、ボージョレ・AOCの10種類のみを生産しています。葡萄栽培から醸造まで一貫した「ボージョレ・スタイル」にこだわった造りは高く評価され、パリ全国農産物コンクールでは、ボージョレ地区のベスト10の生産者の一つに選ばれています。また、生産されるワインも、毎年数々の栄誉に輝いています。
エリック・パルドン Eric Pardon
パルドン家は、1820年より続く、伝統ある家族経営の生産者。6代目のエリック・パルドン氏は、パリ・エリゼ宮大統領の酒庫担当や、オーストラリアでの醸造担当などの経験を経て、現在に至ります。リヨン・ボジョレー・ヌーヴォー・コンクール(トロフィー・リヨン・ボージョレ・ヌーヴォー)とはフランスで唯一の公式ボジョレー・ヌーヴォー・コンクールです。
毎年、解禁日前の日曜日に行われます。フランス国内外のワインの専門家が、300アイテム以上のヌーヴォーをブラインドテイスティングして決められます。ヴィラージュ部門とスタンダードな部門と2部門で争われます。この由緒あるコンクールで受賞常連のヌーヴォーです。
オリヴィエ・デパルドン Olivier Depardon
オリヴィエ・デパルドンは、1848年にアンリ・デパルドンによって設立されたワイナリーです。現当主のオリヴィエは7代目で、1985年に4haの葡萄畑を相続し、徐々に畑を増やしました。今ではモルゴンだけではなく、フルーリーやレニエ、ボージョレ・ヴィラージュ、ボージョレに約26ha、また、2018年に参加した8代目であり、息子のアレクシスが購入したモルゴン・コート・デュ・ピュイの3haを合わせて、合計で約30haの葡萄畑を所有するまでに至りました。
特にモルゴンに力を入れており、6つのリューディ(Les Charmes、Cote du Py、Corcellette、Douby、Grand Cras、Micouds)の葡萄をブレンドして造る「ヴィエイユ ヴィーニュ」に加え、単一区画の魅力を引き出した「シャルム<1848>」と「コート・デュ・ピュイ」の3種類のキュヴェを生産しています。なお、ワインは相続税などの関係から、オリヴィエ・デパルドン名義のものと、ドメーヌ・ド・ラ・ベッシュ名義のものとに分かれています。
今日まで、7世代にわたりワイン造りを行うデパルドン家ですが、著名なフランスワインガイドのひとつ「ル・ギド・アシェット・デ・ヴァン」において、モルゴンやレニエの項にて、度々彼らのワインが掲載されています。また、モルゴン・キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ドメーヌ・ド・ラ・ベッシュ2019VTが「デカンター2021.06」で95点を獲得するなど、品質の高さが国内外で評価されています。
ルー・デュモン Lou Dumont
仲田氏は、大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱き、1995年に単身渡仏します。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、1999年ヴィンテージから委託生産や瓶買いをはじめ、2000年7月7日、ニュイ・サン・ジョルジュにルー・デュモンを設立しました。「デュモン」とは山という意味。仲田氏の生まれた岡山県の高梁にある、町のシンボル的存在のお城山、松山城をイメージしたもの。心の中にはいつも故郷があるという意味でつけた名前です。「ルー」は、仲田夫妻が(カトリックの洗礼式における)"代親"になった、ルーちゃんという女の子にちなんだ名前です。
仲田氏のワイン造りの特徴は、日本人的、職人的と言うべき、細部まで徹底的にこだわる仕事への執念。仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や様々な熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。仲田氏は、2003年、かねてから念願だった自社の醸造所をジュヴレ・シャンベルタンに開設しました。そのお披露目パーティーのスペシャル・ゲストとして招かれたのは、ブルゴーニュの神様と呼ばれた在りし日のアンリ・ジャイエ氏。自らの発言力の影響を考え、他人のワインについて、滅多に評価しないことで知られるアンリ・ジャイエ氏ですが、その場にあった仲田氏のワインを大絶賛。それまで『日本人が造るブルゴーニュ』としか認識されなかったルー・デュモンが、『神様が認めたブルゴーニュ』になった瞬間でした。2008年には、ジュヴレ・シャンベルタンに自社カーヴも取得、約1haの念願の自社畑も手に入れ、ビオロジックを採用してブドウを栽培。新しいキュヴェを生み出すなど現在でも様々な取り組みを行っており、数あるブルゴーニュの造り手の中でも新進気鋭の造り手として、世界中で高く評価される存在となっています。