ソムリエ走る6

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5km地点を通過する。「22分○○秒」(まるまる秒)
正確な記憶は無いが、22分台で走った。スタート時点でのロスタイムを考慮すれば、
僕には少し出来すぎのタイムだ。でも身体は軽い。少し息は早いが苦痛ではない。
「このペースで走ってみよう」今までと同じようにストライドを広くしてスピードを
上げる。
5kmを過ぎるとなかなか前のランナーを抜くことは出来ない。同じレベルのランナ
ー達がひしめき合っているのだろう。
10km地点をほぼ43分で通過した。喉の渇きはほとんど無いが給水が大切だと
雑誌やテレビのマラソン中継などでよく耳にしているので、給水所の紙コップを取る。
走りながら水を飲むのは不慣れなためほとんど口には入らないが、それでも少しは
給水出来た。マラソン選手は走りながら給水する練習をするそうだが、これは訓練
しなくては出来ないことだと実感する。
「このままのペースで走れば1時間30分は切ることは充分可能だ。」10kmを
過ぎると後続のランナーに次々に抜かれる。僕のペースは落ちてはいない。ハーフ
を走り慣れたつわものランナーが後半に向けてペースを上げているのだろう。僕は
自分なりにペースを守って走っているつもりでいた。抜かれる方が多いのだが、
足取りが重たいランナーだけは追い越していくことが出来る。

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