2012年ヴィンテージコメント
(2014年5月17日試飲)

干しプラム、プラムのジャムなどを思わせる果実香、燻し香、ミルキーな風味、シナモン・胡椒などスパイス香などを感じます。口の中に程よく濃縮した果実の旨みが広がります。ミディアムボディーで、比較的豊かな酸があり、程よい骨格を備え、タンニンはやや強く力強さも感じます。余韻は中庸で、果実の旨みと共にカラメルの風味、収縮するタンニン、苦味の要素などが現れます。程よく濃縮した果実の旨みが広がるミディアムボディーですが、スパイシーで力強さも備えたバランスよくまとまったヴィンテージです。
2011年ヴィンテージコメント
(2014年2月9日試飲)

干しプラム、ブラックベリーなどを思わせる果実香、ミルキーな要素、燻し香、シナモン・胡椒などスパイス香、ヴァニラ香、チョコレート、青味の要素などを感じます。口の中に濃縮した果実味が広がります。アルコールを強めに感じる膨らみある味わいです。酸は比較的穏やかに感じますがぼやけた印象はありません。タンニンは強く収縮感があり未だ荒々しい印象です。余韻は中庸で、果実の旨味と共にチョコレート、ヴァニラの風味、収縮するタンニンが現われます。濃縮感ある果実味とチョコレートを思わせる旨味の要素が広がると共に収縮する強いタンニンが現われる未だ荒々しいイメージの飲み応えある1本です。