ヴィーニョ・ヴェルデとは
ヴィーニョ・ヴェルデは、ポルトガル北部のミーニョ地方で造られるワインの産地名称(D.O.P.)です。爽やかな酸味と軽快な飲み口を持つ微発泡タイプが広く知られていますが、近年では微発泡を伴わない本格的なスティルワインも高い評価を集めています。
「D.O.P.ヴィーニョ・ヴェルデ」の表記は、ポルトガルのワイン法で定められた厳格な基準を満たしたワインにのみ認められています。
使用される品種は、アルヴァリーニョをはじめ、ローレイロ、アリント、アザル、トラジャドゥーラなど45品種が認可されており、その多くがポルトガル固有の土着品種です。単一品種で仕立てるものもありますが、複数の品種をブレンドすることで、それぞれの個性を引き出したワインが数多く生み出されています。
緑のワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」
ポルトガル語で「ヴィーニョ(Vinho)」はワイン、「ヴェルデ(Verde)」は緑を意味します。直訳すると「緑のワイン」ですが、ワインの色を表しているわけではありません。
この「緑」は、若々しくフレッシュなスタイルを意味するとされており、ヴィーニョ・ヴェルデは爽やかな酸味と軽快な飲み口が大きな特徴です。
一般的には、発酵由来のごく軽い発泡感を持つ白ワインが広く親しまれており、アルコール度数も比較的低めで、気軽に楽しめるスタイルとして人気があります。
一方で近年は、微発泡を伴わない本格的なスティルワインも数多く生産されており、アルヴァリーニョやアヴェッソなどの土着品種から造られる上質なワインは、世界的にも高い評価を獲得しています。
キンタ・ダ・リッシャ Quinta da lixa
ルガル北部のミーニョ地方に広がるワイン産地で、DOCとして認められています。白ワインの生産が多く、約70%を占めます。ヴィーニョ・ヴェルデとは『緑のワイン』という意味ですが、これは若々しさを表現したもので、生産されるものは若いうちに飲むべきワインがほとんどです。そのワインは、僅かに発泡性があるのが特徴で、アルコール度数も8度~10度位と低く抑えられているのが普通です。
しかし、このヴィーニョ・ヴェルデはアルコール度数は10.5%あり、骨格のしっかりした適度な膨らみのある高品質なワインとなっています。