ノヴム マールボロ
バスケットプレス シラー
ノヴム Novum
『ノヴム』はウィルとレイチェル夫妻による極少量生産の
銘醸地マールボロのブティックワイナリー
冷涼な地では不向きとされる『シラー』を
注意深い畑の管理、長い日照時間、地面からの放射熱などにより
見事に造り上げたこだわりの1本!
生産生産量は僅か1536本!
濃厚でスパイシーですが、
あくまでもスタイリッシュな至高のワイン
フィニッシュまで続く濃厚で複雑な香り、濃縮感ある濃い果実味
強めに意識するスパイシー感と動物的ニュアンスや鉱物感などの
様々な複雑味を感じます。
豊かな酸とミネラルに富み、骨太で力強く飲み応えありますが
あくまでもエレガントでスタイリッシュなシラー種の逸品です。
■タイプ |
赤 |
■ボディー |
重 |
■産地 |
ニュージーランド マールボロ サザンヴァレー |
■ぶどう品種 |
シラー97% ヴィオニエ3% |
■生産者 |
ノヴム |
■熟成・醸造 |
除梗されたシラーはオープントップ発酵槽に入れられ、天然酵母による発酵が始まるまで果皮と一緒に5日間浸漬 発酵中、1日に2~3回のポンピングオーバー 35日以上のスキンコンタクトの後、ワインはバスケットプレスされ、澱引きしてからフレンチオークパンチョンに移して14ヶ月間熟成(新樽30%) 最終的なブレンドを行いボトリング 生産本数1536本 |
■アルコール度数 |
13.5% |
■添加物 |
酸化防止剤(亜硫酸塩) |
ラムチョップステーキ、豚肉の香草焼き、鹿肉のステーキ、牛タンシチュー
※麦ちゃん評価とは?
マールボロで栽培されるこだわりのシラー
マールボロで栽培されるシラーは気候適性の限界地域です。しかし、長年この品種に取り組んできた結果、多くの日照時間と畑での注意深い管理が、驚異的な凝縮感と風味を持つシラーを生み出せることがわかってきました。2016年に、真に素晴らしいシラーを作るという明確な目的を持って1エーカーのブドウを植えました。土壌の種類、台木、列間隔、キャノピーマネジメント、剪定技術、ワイン醸造に関する20年以上に及ぶ知識をこの1エーカーの畑の開墾に集約しました。
その結果として周囲のどのヴィンヤードとも異なる特別な存在となっています。1ヘクタールに5,600本の高密植を施し、果実のワイヤーは地面からわずか40cmの高さに設置され、地面からの放射熱の恩恵を最大限に活用しています。3%のヴィオニエを混植しており、これはシラーと共に発酵することでミドルパレットに重量感を与え、見事な色調を引き出すためにローヌで伝統的に使われる手法です。
「トレサージュ」とは

ノヴムではシラーの栽培にトレサージュを活用しています。トレサージュとは一般的な夏季剪定を行わず、伸び切ったツルを上部で編み込む手法です。ルロワやシャトーラトゥールなど、フランスの多くのトップ生産者が取り入れていますが、ニュージーランドではまだ非常に稀です。手作業で行われるため非常に時間がかかりますが、これにより作られるブドウは小粒になりやすく、ワインは口当たりが明らかに柔らかく、より豊かになることが確認されています。
現在までのところ非常に良い結果が見られており、病気のないバランスの取れた房を持つブドウの木が育っています。トレサージュがグラスに注がれたワインにどのような影響を与えるかを完全に理解するには、数年のワイン作りが必要ですが、今のところ非常に有望な手応えを感じています。
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