海運大国として繁栄したジェノヴァが州都で、有名な世界遺産であるチンクエ・テッレのあるリグーリア州のワイナリーです。1980年設立のフェデリーチ家による家族経営で、以前はブドウ栽培を専門とする栽培農家でした。自社瓶詰めを開始した1989年当時、この地域では先駆け的な存在で、彼らに続き、自社瓶詰めを行う生産者が増えたと言われています。白ブドウを中心に栽培、「毎年品質を向上させ続けること」をモットーに高品質ながらリーズナブルなワインを生産しています。バイア・デル・ソーレのベースワイン、「グラディウス」はラテン語で「剣」を意味しておりオーナーの息子、アンドレア(兄)とルカ(弟)によって名付けられました。ラベルには、ワイナリーの近くにあるローマ帝国時代の円形劇場が描かれています。かつてこの場所で勇ましく戦った剣闘士をイメージしており、このワインの起源がこの古代の土地で生まれたことを現しています。
若手のホープとしても注目を集める期待の生産者
2016年度の、国際ワインコンクール、CERVIM(※チェルヴィム)にてすべてのワインが高い評価を獲得し見事、特別賞であるPREMIO CERVIM FURUTO(プレミオ チェルヴィム フルート)を獲得しました。35歳以下の若い作り手で高得点をとった者に与えられる賞です。この年はバイア・デル・ソーレが唯一、選ばれており、現オーナー、ジューリオ・フェデリーチ氏の息子で醸造家のアンドレア・フェデリーチ氏(兄)、ルカ・フェデリーチ氏(弟)の兄弟がヨーロッパの山岳地帯のワイナリーの次世代を担う優秀な造り手として高く評価されています。
※CERVIM(チェルヴィム)とは
山岳地帯などで作られる、特殊なワイン限定の国際コンクールで、2016年度で実に24回となります。審査員は専門家、プロのテイスター、イタリア人と外国人の専門ジャーナリスト。毎年夏、アオスタ州で審査が行われます。2016年は16か国から294社がエントリー。738のアイテムが審査を受けました。参加資格は、「標高500メートル以上にある畑から造られている」、「畑の勾配が30度以上であること」、「テラス式か段々畑であること」、「小さな島で作られたブドウによってできたワインであること」など、特定の状況下で育てられたワインのコンクールです。