"格付けにとらわれず、イタリア固有品種の個性を素晴らしいバランスでブレンド!
イタリアの特別に作られたテーブルワイン"
【サンジョヴェーゼ】30%
イタリアの品種と言えば、まずその名が上がるほどの知名度を誇る品種です。名前の直訳も「ジュピター(ローマ神話の神)の血」であり、古代から存在していた品種であることを物語っています。トスカーナなどのイタリア中部を中心に、いまではイタリア全土さまざまな場所でも栽培されています。産地の気候やヴィンテージの特徴が表現されやすい品種でもあり、濃厚でパワフルで長期熟成に耐えうるワインになったり、豊富な酸と美しいタンニンを備えたりします。
【ネーロ・ディ・トロイア】30%
プーリア州でも北部で栽培される土着品種です。神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世がこよなく愛した品種で、プーリア北部の領土にこのブドウを植樹させたと言われています。プリミティーヴォやネグロアマーロに比べ収穫時期が遅く、豊富なタンニンを持っているためワインにボディやストラクチャーを与えます。赤系果実やブラックペッパー、タバコなどのとてもエレガントな香りを持ち、バランスの良い酸味と強いタンニンが味わえます。ポリフェノールも豊富に含まれており、「ネーロ・ディ・トロイアを飲むと100年生きられる」との言い伝えがあるほどです。
【プリミティーヴォ】 20%
プリミティーヴォはラテン語のプリマティヴィス、イタリア語のプリマティッチョの「早生」、「最初の」という言葉を語源とし、その名の通り成熟が早い品種です。 また、ブドウの実が一粒毎に熟度が違うのも特徴です。 病気やカビにも弱く、収穫時期を数日誤ると実が萎み急激に酸が落ちるので繊細な品種でもあります。
【モンテプルチアーノ】10%
サンジョヴェーゼに次いで、イタリアで2番目に多く栽培されているのがモンテプルチアーノです。その名は、トスカーナ州にある同名の街に由来します。イタリア中東部のアブルッツォ州や、同じアドリア海沿岸のマルケ州、ウンブリア州などで多く栽培されています。濃厚な果実味が特徴で、コストパフォーマンスが高く、酸味が穏やかな親しみやすい味わいが人気の品種で、「イタリアワインで高コスパを狙うならモンテプルチアーノ」という消費者も多いほどです。
【ネグロアマーロ】10%
プーリア州でも南部のサレント半島で栽培される土着品種です。紀元前7~8世紀頃にギリシャから持ち込まれたと考えられている、イタリアの最も古いブドウ品種の一つとされています。石灰質と粘土質の土壌を好み、南イタリアの熱と渇きに育まれ、濃厚で渋みの豊富な味わいのワインを生み出します。他の南イタリア品種に比べても、やや酸味が豊富でフレッシュ感も感じさせてくれます。ラズベリーやチェリー、プラムなどやや甘酸っぱい果実の風味を持っています。
"ヴィンテージにより、品種の割合や構成を変えて造られます。"