バジリカータ州ヴルトゥレに1930年に創立された「ダンジェロ」はアリアニコ種の存在を世界的に知らしめた偉大なワイナリーですが、実は家族経営の小さなワイナリーです。設立以来三代に渡って運営され、ダンジェロ兄弟によってアリアニコの有力な生産者と評されるにいたりました。兄弟の弟ルーチョ・ダンジェロの死後、2010年から父のルーチョから次世代のエルミニア・ダンジェロ女史とロッコ・ダンジェロ氏に引き継がれます。イタリア最古の品種といわれるアリアニコ種から、伝統的な醸造法によりワイン造りを行い、バジリカータ州のアリアニコを世界に誇るワインに育て上げた蔵としてイタリア国内外でで高く評価されています。アリアニコに拘り、大樽を使用した熟成を行う事で独特のフィネスが感じられるワインを造っています。
10年以上の熟成にも耐えるイタリア最古の品種「アリアニコ」
イタリアの南部に位置するバジリカータ州、ワイン産地は州の北山岳部にあり、南にしては冷涼な気候でしっかりとした骨格のある味わいのワインがつくられています。古代ギリシャから伝えられたイタリア最古の品種といわれるアリアニコ種が、最初に持ち込まれた地としても知られています。DOCアリアニコ・デル・ヴルトゥレは、北部のヴルトゥレ山近辺で造られています。濃いルビー色をしたワインで、良年ともなると、しばしば「南のバローロ」と評される10年以上の熟成にも耐えるポテンシャルを持ちます。
ヴルトゥレ火山の麓に広がるイタリア南部を代表する偉大な産地「アリアニコ・デル・ヴルトゥレ」
イタリア南部を代表する偉大な赤ワインの一つ、アリアニコ・デル・ヴルトゥレ。バジリカータ州のワインで、ヴルトゥレ山の麓で標高300~700メートルの丘陵地帯で栽培されたアリアニコから造られます。南部のワインのため、厚みのあるワインをイメージしがちですが、実は標高の高さから冷涼な気候となり、ゆっくりと時間をかけて熟していく恵まれた気候のお陰で美しい酸とタンニンを持ちミネラル感に溢れる山のテロワールが感じられる、厳格なワインに仕上がります。カンパーニャ州のアリアニコ「タウラージ」と並び、南部を代表する偉大な長期熟成ワインを産み出すエリアとして高く知られています。