ガスコーニュの伝統と持続可能性に価値を置く6世代に渡るファミリー・ワイナリー
持続可能なエネルギーを使い、環境に優しい方法で生み出されるフレッシュでアロマティック、スタイリッシュでクリーンなギヤマンのワイン。2017年より、フランス環境認証HVEのレベル3に認定されています。ギヤマンとはこの200年間、6世代に渡ってフェレ・ファミリーが居を構える邸宅(メゾン)の名前です。
ドメーヌ・ギヤマンはガスコーニュ地方の丘の中腹にあるワイナリー。6世代に渡りフェレ・ファミリーにより運営されています。ドメーヌの地所は17世紀、ゴンドラン村のウルスラ会修道院の農場だったところです。アルマニャックを造っていた4代目オーナー、アルベールのブドウ栽培への献身的愛情は孫のドミニクに受け継がれました。祖父同様に情熱家で、一族の輝かしい歴史を継承できることを誇りに思っていたドミニクは、年若いころからワイナリーの経営を引き継ぎ、上質な白ワインの生産に転換する決心をしました。ドミニクは既存の20haのブドウ畑を全面的に植え替えし、更に栽培面積を増やし、ワイン醸造のためのセラーを改築しました。これらの大工事には10年以上の月日を要したのです。ドメーヌ・ギヤマンの上質な自社元詰めワインは、コート・ド・ガスコーニュIGPとして販売されています。
ブドウは石灰質の岩盤の上に積もったガスコーニュ特有の豊かな粘土質土壌の恩恵を受けています。コートとは穏やかな丘の連なりを意味し、丘陵畑となっています。大西洋に近く温暖な海洋性気候(比較的雨が多く夏に気温が上がりにくい気候)で、ピレネー山脈に近いことから昼夜の寒暖差が激しく、ブドウの成熟に理想的な環境となっています。
ワイナリーには惜しみない投資により最先端技術が投入されています。ドミニクによると、ブドウ畑での作業はワインの可能性を見出すため、ワイナリーでの作業はワインの最高の表現方法を見つけるために行われるものです。ドミニクはテロワールに最大限の敬意を払い、ワインに与える影響を知るために、チームとともに毎日ブドウ畑の入念な見回りを欠かしません。2017年、ファミリーのブドウ園がHVE認証のレベル3を取得し、新たな1歩を踏み出しました。この環境認証は、特に環境に配慮した取り組みを行っている農場を認定するもので、グルネル環境委員会Grenelle de l'environnementで明示された要求に対応しています。