凝縮感ある濃い果実味、強めに感じるグリーンテイストとスパイスの風味 心地よい樽熟成から由来する風味を感じます。
骨太で力強く、タンニンは強く収縮感あり、未だ荒々しさを残す今後の熟成が期待出来るカベルネらしい上質なボルドーワインです。
4.2点
カシス、ブラックベリーなどを思わせる果実香、カラメル香、チョコレート香、杉の葉をイメージする青味の要素、ナッティーな風味、燻し香、木質香、ナツメグ・胡椒などのスパイス香、鉱物を感じるミネラルなどが複雑に豊かに香ります。口の中に凝縮したカシスをイメージする濃い果実味が、やや強めに感じるグリーンテイスト、スパイスの風味、樽熟成から由来する風味を伴い豊かに広がります。比較的豊かな酸とミネラルに富み、メリハリがあり、しっかりした骨格を備えています。タンニンは強く収縮感があり、未だ荒々しい印象を残します。余韻は長く果実の旨味と共に苦味と収斂性が後味に残ります。凝縮感ある濃い果実味、強めに感じるグリーンテイストとスパイスの風味、心地よい樽熟成から由来する風味、骨太で力強く、タンニンは強く収縮感あり、未だ荒々しさを残す今後の熟成が期待出来るカベルネらしい上質なボルドーワインです。
ビーフカツレツ、パスタボロネーゼ、サーロインステーキ、牛タンシチュー
※麦ちゃん評価とは?
ワインブティックヴァンヴァン本店【会員特別価格商品】
クーポン期間11/26(日)10:00~12/5(火)23:59まで
シャトー・オー・グルロは、1920年レ・グルロ村で創業。現オーナー、ジュリアン・ボノーの曽祖父と祖父が小さな農場でブドの栽培と家畜の飼育を行ったのが始まりです。 1975年、家業を継いだジュリアンの父ジョエルがブドウ栽培だけに専念するようになり、1981年には消費者の要望に応えるためにシャトー元詰めでワインの直販を開始しました。以後、ソーヴィニヨン・ブランやメルローなどこの地に適合した高品質ブドウ品種に特化してブドウ畑を拡大、ブドウ栽培技術の向上と近代化に努め、自然との融和に情熱を注いできたのです。
シャトーは、ボルドーの北約50km、ジロンド河口の右岸にあります。シャトーが経営するホテルの塔の上からは、河口の両脇に広がる壮大なブドウ畑のパノラマを楽しむことができます。 オー・グルロの総面積は70haに達し、ジュリアンと妹のセリーヌは両親から引き継いだシャトーの誇りを守り、そのイメージやワインの上質さを維持するため力を合わせて経営にあたっています。 “革新と伝統のバランス”をモットーに、最先端の設備と技術を導入する一方で、テロワールの多様性が生み出す伝統的な地元ブドウ品種に強い愛着を持ち続けています。栽培醸造には自然に寄り添った職人技を駆使しており、オーガニック栽培も導入、徐々にオーガニック認定畑を増やしています。
所有畑には2種類のテロワールが存在しています。 一つはジロンド河畔の丘陵地で砂礫質、もう一つは内陸の丘陵地でほとんどが砂・粘土・ローム質土壌です。これらの土壌は、赤ワインに果実味と力強さを、白ワインにはフレッシュさ、複雑なアロマ、繊細さをもたらします。 ジロンド河口付近のブライは、日照が良くブドウの成熟にとって理想的な湿度に恵まれ、すばらしいマイクロクライメートの恩恵を受けています。他の地域と比べ丘陵地の起伏が際立っており、そのお陰でブドウ畑は陽当たりと通気性が抜群です。 シャトーでは常に正確かつ理にかなった、丁寧なブドウ栽培を心掛けています。芽かき、剪定により収穫量を抑制、グリーンハーベストによる日照と通気性の最大限の確保など、思い描いたとおりの完熟ブドウ、上質なワインを得るために不可欠の作業なのです。