オーストリアで「ミスター・フェルトリーナー」と呼ばれる白ワインのスペシャリスト!
オーストリアの銘醸地ヴァーグラム(旧:ドナウラント)に1889年から続くワイナリー。71年に化学肥料、82年には殺虫剤と除草剤の使用をやめて自然に近いワイン造りを始めました。2006年からはビオディナミ農法を実践。1995ヴィンテージから栽培と醸造の全てを担うベルンハルト氏は黒ブドウの栽培をやめ、グリューナー・フェルトリーナーに専念(生産量の90%)。「ミスター・フェルトリーナー」と呼ばれ名声を築いています。
現在、ベルンハルト・オットは4代目当主。1993年に父から経営を引き継いで以来、ワイナリーを率いています。21歳でワイナリーに戻った彼は、最高品質のワイン造りに情熱を注いできました。ローム土壌、特にローゼンベルク畑で栽培されたグリューナー・ヴェルトリーナーから、優雅で長期熟成可能なワインが造れることを証明したいと考えていました。彼は古い木樽をステンレス鋼に置き換え、最高品質を目指してブドウ畑の管理を開始。経営を引き継ぎ醸造・熟成を全てステンレスに移行してから約30年後の2018年、様々なサイズのシュトッキンガー製フーダー(大樽)の使用を開始しました。