レ・フラン
シャトー デ ゼサール
ワインブティックヴァンヴァン本店【会員特別価格商品】
ボルドースタイルのカベルネ・フラン100%のシルキーな1本!
ボルドー右岸の高級ワインに匹敵するベルジュラックのお買い得品!
ミディアムからフルボディーで、濃縮感ある果実味が
樽熟成から由来する風味を心地良く伴い豊かに広がります。
柔らかくシルキーで
バランス良くまとまったヴィンテージです。
Sud-Ouest シュッド・ウエスト 南西地方
ボルドーの東側からスペインとの国境国境ピレネー山脈の麓に至るかなり広い範囲のワイン産地は、シュッド・ウエストと呼ばれています。日本ではあまりなじみのないワイン産地ですが、その地域ごとの特色を備えた高品質なワインが造られています。ベルジュラック地区は、ボルドーのすぐ東に位置するため、ボルドーで栽培されている蒲萄が主に生産されています。しかも価格は大変リーズナブルなものが多く、注目のワイン産地と言えるでしょう。
シャトー デ ゼサール Chateu Des Eyssards
コストパフォーマンスの高いワインを信念持って造る生産者
1984年にパスカル・キュセイ氏が2歳年上の兄ローラン、そして両親と共にワイン造りをスタートさせました。現在、46haの葡萄園を所有、赤用が19ha、白用が27haです。土壌は石灰岩と粘土質で、収量を抑え、肥料は100%オーガニックなものを使用しています。パスカル・キュセイ氏はワイン造りについてこう語っています。「私はワイン造りでは絶対に金持ちにならないし、なれない。何故なら、こんなコストパフォーマンスの高いワインをこの地域で誰が造っているのだろうか?それが私の絶対的な自信である。それが出来るのは、私がワインの仕事自体がとても好きだからであり、また職人にはなれるがビジネスマンにはなれないからだ。21世紀はもうテクノロジーの時代ではない。そもそも私のワインはテクノロジーには頼らない。そのためにひたすら葡萄造りに専念する。つまり化学肥料を一切使わないで畑の土にできる限り手をかける。それが私の意味する自然を尊重することに他ならない。私は、ワイン造りの90%が自然の力によるものだと信じている。そして残り10%は理解できない未知の部分を持つ。私にはその10%の未知の世界が面白くて仕方がない。私のワインはどこのコピーでもない。私のワインなのだ。テクノロジーに頼ると品質が画一化してしまう。私は最高の畑を持っているし、自然だけを相手に働くので、各品種が個々の個性を持った良いワインを造り出してくれる」「最高峰の特別なワインをたった1樽だけ造っても、多くの人には知られないし、飲んでもらえないのでは意味がない。だから私は、安くておいしいワインをたくさん造る。」
パスカル キュイセのコメント
2016年は雨が降らない年だったため、「焦るな、待とう」と言って通常より遅い10月末に摘みとりを行いました。これによりフルーティな仕上がりになりました。葡萄の皮に含む成分を最大限に抽出するため、12月末まで約2ヶ月マセラシオンを行いました。ここまでの長いマセラシオンは十分に葡萄が熟していないと出来ません。私にとってカベルネ フランは大好きな品種にひとつです。近年、温暖化の影響で熟した葡萄が収穫できるようになり、柔らかい果実味が出て、青っぽいニュアンスが抑えられるようになりました。フレッシュでミントのテイストがあるのが特に好みで、それをイメージして造っています。