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リトル・キノ ピノ・ノワール
ビーニャ ウィリアム フェーブル チリ
ピュアで綺麗なピノ・ノワール。傑作の評価です!
チリのワイン産地としては最も南に位置するDOマジェコ・ヴァレーで
ヴィーニャ・ウィリアム・フェーブル・チリが手掛ける1本です。
ピュアな優しい果実の旨みが素直に広がるイメージの繊細で
透明感のある心地よいピノ・ノワール!

麦ちゃん評価:4.1~4.15点


チリ最南端のワイン産地マジェコ・ヴァレー

チリのワイン産地の南限となっているマジェコ・ヴァレーは
サンティアゴから南へおよそ8時間
ビオビオ・ヴァレーの更に300キロ南に位置しています。


この産地での本格的なブドウの栽培が始まったのは
わずか数年前のことであり、開始当初の葡萄畑は
ごく小規模なものでした。

マジェコ・ヴァレーは、チリ最南端の栽培地(南緯38度)とは言え
北半球に当てはめれば、ほぼシチリアのパルレモに相当しますが
緯度からは想像できない涼しさです。
それは太平洋沿岸には山脈と言えるものが無く
大きく広がる河口から南極から流れてくる冷たいフンボルト海流の
影響をまともに受けるからです。

年間を通して降雨が多い上に風も強く、収穫がマイポ川流域より
2ヵ月も遅れるなど、課題も多く残されている産地ですが
厳しい自然条件が果樹を引き締めることで、甘味と酸味の
バランスに優れた他のチリワインにはない多様なミネラル分を
含んだ素晴らしい質のいいワインを生み出しています。

リトル・キノ ピノ・ノワール
ウィリアム・フェーブル・チリは、新たなプロジェクトとして
2007年に3ヘクタールのピノ・ノワールを植えました。
土壌は火山由来で、赤粘土と大きな石のみられる土は
葡萄の生育に適しています。
発酵は、21℃~27℃に管理しながら、ステンレスの
オープンタンクでピシャージュをしながら行います。
マロラクティック発酵の終了後、葡萄本来の持つ味わいを
最大限に引き出すため、すぐにボトルリングしています。




ビーニャ ウィリアム フェーブル チリ Vina william fevre Chile

シャブリの名門ウィリアム・フェーブルがチリで手掛ける高級アイテム。
ビィーニャ・ウィリアムフェーヴル・チリは、生産量の限られた「ブティック ワイナリー」です。著名なシャブリの造り手ウィリアム・フェーブルは、新たなるテロワールを求め、1991年にチリのマイポ・ヴァレーの中でも最も標高の高い場所で、素晴らしい畑に出会いました。その畑はピノファミリーの所有でしたので、一緒に運営することになったのです。

フランスワイン造りのノウハウがチリの銘醸地マイポ・ヴァレーで花開いた!
93年にフランスから持ってきたシャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、ピノ・ノワールを植えました。カベルネ・ソーヴィニョン、カルムネールはピノファミリーのものです。96年、97年はバルクで売ってしまい初リリースは1998年からとなります。栽培する葡萄品種は6種類で、白がシャルドネ(15%)、ソーヴィニオン・ブラン(5%)、赤がカベルネ・ソービニオン(35%)、メルロ(25%)、ピノ・ノワール(10%)、カルメネール(10%)、それらから9種類のワインを生産しています。ワイナリーと畑の大部分は、マイポ・ヴァレーの、アンデス山脈の麓ピルケにあり、標高は600mです。
フェーヴルとフランスのエノロジスト達のノウハウが、毎年最良のワインを造ることに大きく貢献しています。葡萄栽培は、熟練した専門家が年間を通して行い、最新のワイン栽培のノウハウも取り入れています。また、収穫量を抑えるために厳格な灌漑を行っています。最良の葡萄を選別するため収穫は手摘みで行い、醸造法はそれぞれのワインの個性を引き出すように選択しています。8500hlを保管出来るステンレスタンクや、数千個のフレンチ オークの樽を備えることの出来るエアーコンディショナーの付いた樽貯蔵庫があります。さらに、品質の向上のために、ニューマティックプレスや醸造行程全てを調節出来る冷却設備など、最新施設 への投資もおこなっています。また、瓶詰めには、重力を利用し、注意深く行っています。もちろん、瓶、コルク、カプセルの品質にもこだわっています。


商品画像

ピュアな優しい果実の旨みが素直に広がるイメージの
繊細で透明感のある心地よいピノ・ノワール!
チリワイン|リトル・キノ ピノ・ノワール 2012 ビーニャ ウィリアム フェーブル チリ
赤ワイン ミディアムボディー

当店通常販売価格 ¥ 2,368 税込
クール便は別料金(地域と本数によって異なります)
[ 22 ポイント進呈 ]
申し訳ございません。ただいま在庫がございません。
■タイプ
■ボディー 中庸
■産地 チリ マジェコバレー (Chile)
■ぶどう品種 ピノ・ノワール
■等級 DO マジェコバレー
■生産者 ビーニャ ウィリアム フェーブル チリ
■熟成・醸造 ステンレスのオープンタンクで醗酵 マロラクティック発酵後すぐにボトリング
■アルコール度数 12.5%


麦ちゃんテイスティングコメント (2014年6月15日試飲)

アメリカンチェリー、フランボワーズなどを思わせる優しい果実の香りが主体です。ミルキーな風味、スミレの花、僅かにカラメル香、発酵食品香などが加わります。口の中に香から想像するようなチャーミングで優しい果実味が素直に広がります。比較的豊かで綺麗な酸があり、透明感のある繊細な味わいです。タンニンは柔らかくシルキーで尖ったところがないので、スムーズで心地よい印象を強く受けます。余韻はやや長く、ピュアな果実の旨みと透き通る綺麗な酸、僅かに苦味の要素などが現れます。アメリカンチェリーやフランボワーズなどを思わせるピュアな優しい果実の旨みが素直に広がるイメージの繊細で透明感のある心地よいピノ・ノワールと言えます。和食にもよく合いそうな素敵な1本です。

麦ちゃん評価 4.1~4.15点  ※麦ちゃん評価とは?