ポール・クルーヴァー(エルギン)&夕食

ポール・クルーヴァー(エルギン)&夕食
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いよいよポール・クルーヴァー訪問です。

今から約15年前、南アフリカワインにハマるきっかけとなったのが、
このポール・クルーヴァーとの出会いでした。

一度は訪問したいと思っておりましたが、その夢が叶う時がようやく訪れたのです。

南アフリカワイン

ポールクルーバー・ワイナリーは、南アフリカ・ケープタウン周辺では

平均気温が最も低いエルギン地区にあります。

ここは、フランス・ブルゴーニュ地方とほぼ同じ気候で涼しく、

そのためワイン用のブドウがゆっくり成長し、

良質のブドウが穫れる地域として知られています。

そのエルギン地区のパイオニアがポール・クルーヴァーなのです。

南アフリカワイン
南アフリカワイン

南アフリカワイン

多くのワイナリーで犬を見かけますが、
ここでもワンちゃんが歓迎してくれました。

南アフリカワイン

あいにくの雨模様でしたので、畑の見学に出かけてはみたものの、
どしゃ降りに合い、畑の見学は断念しました。

広大な敷地と自然豊かなローケーションを確認することが出来ず残念です。

しかし、比較的雨が多く、南アで最も冷涼だと言われるエルギンの気候を
体感出来たことに感謝したいと思います。

南アフリカワイン

ポール・クルーヴァーのラインナップをテイスティングしました。

ここ数年夜10時からのナイトピッキングに切り替えたり、

フランスから著名なワイン醸造コンサルタントを招致したりして、

絶え間なく品質向上を目指しているとのことです。

南アフリカワイン

2016年を最後にゲヴェルツトラミネールが無くなり、

リースリングは現在のドライなタイプとやや甘口タイプが1つに統合し、

2017年よりほんのり残党が残るタイプに統一されることになりました。

テイスティングのあと夕食です。

南アフリカワイン
南アフリカワイン
南アフリカワイン
南アフリカワイン

南アフリカワイン
南アフリカワイン

様々な塩を使って料理を楽しむ実験的な試みを提案している

ポール・クルーヴァーのレストランは本日休業ということで、

こちらのゲストルームでその試みを体感しました。

木製の長方形の6つの穴の開いた器に入っているのが色んな産地の塩です。

どの塩が合うのか確認しながら挑戦してみました。

南アフリカワイン

夕食後は今回の南ア訪問の一大イベントの野外コンサートです。

7時開演

雨が心配ですが、何とか回復しそうな天候です。

そして、寒いと言われるエルギンの夜を体感してきます。

ポールクルーヴァー野外コンサート

夏の間6回、ポール・クルーヴァーの敷地内で行われるという
屋外サマーコンサートですが、今回が今年の夏の最終日ということです。

南アフリカワイン

日本流の「カンパーイ」で盛り上がります。

背の高い白人の方が現社長のポール・クルーヴァー氏です。

南アフリカワイン

ポール・クーヴァー家族との記念写真です。

真ん中の老夫婦が先代の社長ご夫妻。

ポール・クルーヴァーは代々の果樹農家でしたが、
ブドウを栽培してワインを造るようになったのは彼の時代からです。

その左がポール・クルーヴァーのお姉さん夫婦、夫のアンドリース氏は
醸造を担当しています。

もう一人のお姉さんリーズルさんはこの写真には間に合いませんでした。

彼女はマーケティングの責任者で、何度も日本に来日しています。

先ほど再会の時は思わずハグをしてしまいました。

女性とのハグ初体験です。

何となく南アフリカの雰囲気に染まってきたのかな?

いよいよコンサートのスタートです。

このコンサートの入場料や売店売上など全ての売り上げが
チャリティーとして寄付されています。

社会貢献にも積極的に取り組むポール・クルーヴァーなのです。

南アフリカワイン

夜7時と言っても辺りはまだ明るく、
大勢の観客で会場は埋まっています。

南アフリカワイン

約600人程の収容人数ですが、ほぼ満席状態です。

南アフリカワイン

南アフリカではかなり有名なロックバンドですが、

日本から来た我々は知らない曲ばかりですが、

かなりノリノリな音楽で思わず体が動いてしまいました。

南アフリカワイン

ポール・クルーヴァーのワインやシードルを飲みながら
楽しい時間を過ごせました。

南アフリカワイン

辺りも闇に包まれ、盛り上がりもピークを迎えます。

南アフリカワイン

長い長いアンコールが終わる頃は、観客は総立ちでした。

南アフリカワイン

9時半頃コンサートは終了しました。

今回楽しみにしていたポール・クルーヴァーを後にして、
ホテルに向かいます。

ホテルに着いたのが11時ちかくとなりました。

長い1日がようやく終わりました。

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