2017年ヴィンテージコメント
(2018年7月18日試飲)
グレープフルーツ、レモンなどを思わせる柑橘系の果実香、ハーブ・青草のヒント、シロップ、水飴、石灰質を感じるミネラルなどが香ります。口の中に香りから想像するようなフレッシュな柑橘系の果実味が豊かに広がります。青味の要素はやや強めに感じますが、心地よく果実味に溶け込んでいます。比較的豊かで綺麗な酸とミネラルに富み、爽やかで透明感ありますが、メリハリがありしっかりした骨格も備えています。余韻はやや長く、果実の旨味と共に、僅かに苦味と収斂性が後味に心地よく現れます。フレッシュな柑橘系の果実味が、心地よい青味の要素を伴って豊かに広がり、爽やかで透明感があり清々しいいかにもニュージーランドのソーヴィニョン・ブランと言えます。