様々な品種から造られるバラエティに富んだワイン

様々な品種から造られるバラエティに富んだワイン
Pocket

様々な品種から造られるバラエティに富んだワイン

ワイン用品種として栽培出来るのは現在94品種とされています。南アフリカのブドウ畑の総面積は約10万ha。白ワイン用品種が55%、赤ワイン用品種が45%です。

生産量の多い白ワイン品種生産量の多い赤ワイン品種
1.シュナン・ブラン 1.カベルネ・ソーヴィニョン
2.コロンバール 2.シラーズ
3.ソーヴィニョン・ブラン 3.ピノタージュ
4.シャルドネ 4.メルロ
5.マスカット・アレキサンドリア5.ルビー・カベルネ
6.セミヨン 6.サンソー
7.ヴィオニエ 7.ピノ・ノワール
8.ミュスカ・ド・フロンティニャン 8.カベルネ・フラン

様々な品種からワインが造られていますが、南アフリカの特徴的ブドウ品種は白ワインで第一位のシュナン・ブラン種と赤ワインで第三位のピノタージュ種です。

シュナンブラン

白のシュナン・ブラン種は主にフランスのロワール地方で栽培されているブドウ品種ですが、これだけ多くのシュナン・ブランが栽培されているのは南アフリカの他にはありません。これは17世紀末、宗教迫害を受けたフランスのユグノー派の人々が南アフリカに移住したことに起因します。

彼らにとってワインは生活の一部でしたので、新しい環境の下でも故郷と同様にワインを造りを続けたのです。そして彼らの多くがロワール地方出身であったため、シュナン・ブランは広く普及したのです。現在、特に樹齢の高いブドウ木より、膨らみのある果実味豊かな素晴らしいシュナン・ブランの白ワインが造られています。

ピノタージュ

赤のピノタージュ種は南アフリカ固有の交配種です。1925年アブラハム・ペロード教授によってピノ・ノワール種とサンソー種の交配によって生まれました。20世紀初めワインは生産過剰の時代に入っていました。当時栽培しやすいサンソーを大量生産用の安価なワイン用として栽培していましたが、その見直しに迫られていました。

そこで高貴なブドウ品種ピノ・ノワールとサンソーを交配するという発想が生まれたのです。当時サンソーはエルミタージュと呼ばれていたため、2つのブドウの名前からピノタージュと名付けられました。しかし実際にワインとして商品化されたのは1961年のことで、ピノタージュ種が生まれてから36年もの年月がかかりました。現在では非常に高品質なピノタージュ種の赤ワインが造られています。色の濃い凝縮感の強いリッチでボディーの強いスタイルが主流ですが、ピノ・ノワールに近いイメージの繊細で優雅、複雑味のあるスタイルのものも造られています。また近年ピノタージュを使用したケープブレンドと呼ばれるブレンドタイプの赤ワインが造られています。ケープブレンドを名乗るには最低30%、最大で70%ピノタージュを使用することが義務付けられています。

  1. ブドウ栽培に最適なテロワール(気候・土壌・地形)
  2. ワインに対する情熱と急速なワイン産業の発展
  3. 環境に調和したワイン生産と人に優しいワイン造り
  4. 世界で評価されるワインの品質
  5. 様々な品種から造られるバラエティに富んだワイン
  6. WOで定められたワイン栽培地域と様々なテロワール
  7. 350年以上もの長いワイン造りの歴史

南アフリカワインの魅力カテゴリの最新記事